カードの紛失・盗難に注意

タイではカード盗難による様々な犯罪が横行しています。
実際に以下のようなカード盗難による被害が報告されています。

実際に確認されているカード紛失・盗難の事例 実際に確認されている
カード紛失・盗難の事例

1.スリ被害
移動中にカバンやリュックが開けられ、財布や貴重品を抜き取られてしまった。
財布に入っているカードもすぐに不正利用されてしまいます。
リュックやショルダーバッグは必ず身体の前に持ち、貴重品はカバンの奥にしまうよう気を付けましょう。
2.ゴルフ場やマッサージ店などでのカードのすり替え
ゴルフ場やマッサージ店等で、ロッカーに預けているカバンや財布からクレジットカードを抜き取られ、他人名義のカードやダミーのカードへすり替えられてしまった。
一見するとカードは財布の中に入っているので、すり替えられたことに気づくまで時間がかかってしまいます。
施錠できるロッカーでも、貴重品は必ず身につけるようにしましょう。
3.飲食店やバーでの酔い潰れ(昏睡強盗)
飲食店やバーで知り合った人と一緒に飲食し、酔い潰れてしまい、気づいたときには財布やクレジットカードがなくなっていた。
深夜であっても、盗まれたカードはすぐに不正利用されてしまいます。
お酒の席では貴重品の管理に注意を払い、単身での行動は避けるなど気を付けましょう。

フィッシング詐欺に注意!

フィッシング詐欺とは

フィッシング詐欺とは、クレジット会社や銀行などの企業を装い、電子メールにより偽造されたホームページにアクセスするよう仕向け、そのページにおいて個人情報(クレジットカード番号、ID、パスワード、アカウント情報など)を入力させ、重要な個人情報を入手する手口です。

フィッシング詐欺の被害が発生するまでの流れ

フィッシング詐欺の被害が
発生するまでの流れ

カード会社等を名乗る電子メールを開くと、記載のURLにアクセスするよう求められる
アクセスしたURLから、偽物のウェブサイトに誘導され、クレジットカード番号やワンタイムパスワードの情報を入力してしまう
偽物のウェブサイトに入力した情報が騙し取られてしまう
騙し取られた情報等により本人になりすまされ、カードを不正利用されてしまう

実際に確認されているフィッシング詐欺の事例

実際に確認されている
フィッシング詐欺の事例

フィッシング詐欺は世界中で横行しています。 タイでも、インターネット上で個人情報を盗み本人になりすまして不正な取引を行なう犯罪手口が増加しています。 実際に以下のようなフィッシング詐欺の被害が報告されています。
1. 有名旅行サイトを名乗るメール

有名旅行サイトを名乗るメールが届き、
  • 「予約の事前決済」のためクレジットカード情報の入力が必要
  • 「カード情報の再登録が必要。24時間以内に再登録しないと予約が取り消される」
  • 「キャッシュバックに当選した」のでカード情報の入力を
といった内容で偽サイトへ誘導される。
現在予約中の旅行サイトや過去に使ったことのあるサイトであっても、むやみに信用せず、記載されている企業名やURLが本当に正しいかなどを確認してください。
2. 金融機関やカード会社を名乗るメール

「イオンカード」を含め金融機関やカード会社になりすます手口も多く発生しています。
  • 「不正な取引があったため、アカウント情報を停止した」
  • 「〇月のご請求金額のお知らせ」
  • 「プライバシーポリシー変更のため、登録情報の更新をしてください」
等のメールを送り、URLから偽サイトへ誘導します。
実際に送信元の企業のサービスを利用していても、送られてきたURLはクリックせずに、自身で企業の公式サイトや公式アプリにログインのうえ、メールと同じ通知・案内があるかご確認ください。
当社ではメール・SMS等を送信し、リンク誘導先でクレジットカード番号等の個人情報を入力させることはありません。
3. 郵便局(タイランドポスト)を名乗るSMS

タイの郵便局(タイランドポスト)になりすました手口も長く使われています。
郵便局を名乗るSMSが届き、「配送中の郵便物の関税の支払い」「送付先住所の入力」が必要という内容のメッセージで、SMS内のリンクへと誘導します。SMSに記載のリンクからアクセスしたページは、偽物のサイトです。
また、タイの郵便局を名乗るSMSは、英語のほかタイ語で届くこともあります。身近なタイ人の方に助けてもらう場合も、言われるまま情報を入力してしまわないよう、お客さまご自身で気を付けるようにしましょう。
4. 大手通販サイトを名乗るメールやSNS上のなりすまし広告

大手の通販サイトになりすました手口による被害報告も増えています。 他のなりすましと同様に「支払い方法の承認が取れない」「アカウント情報の更新」等の文言でメールを送り、偽サイトへ誘導するケースが多く見られます。
また、最近ではTikTok やFacebook等のSNS上で、ブランド業者や販売業者になりすました広告が散見されます。 ハイブランド商品が大幅にセールされており購入したところ、実際には偽サイトで、騙し取られたカード情報により、高額な不正利用に至ったケースもあります。 相場より大幅に安い商品の広告には注意しましょう。

フィッシング詐欺の被害に遭わないための対策

フィッシング詐欺の被害に
遭わないための対策

1. 個人情報の入力を促すメール、SMS、LINE、Facebook Messengerなどに注意する
クレジットカード番号やアカウント情報などの入力を促す連絡がきた際は、URLをクリックしたり添付ファイルを開いたりしないよう注意してください。
2. メールやSMSに記載されている情報が正しいか確認する
記載されている企業名やURLが本当に正しいかなど、細かいところまで確認のうえ、万一、フィッシング詐欺であるかどうか判断が難しい場合には、送信元の企業にご相談ください。
ただし、メールに記載されている送信元の情報は正しいものとは限らないため、必ず正規のサイトや郵便物などで連絡先を調べるようにしてください。
3. クレジットカード番号を第三者に教えない
クレジットカード番号やパスポート番号などの個人情報を第三者に求められても教えないでください。
4. オンラインショッピングのワンタイムパスワード(OTP)のSMSにて店舗名と金額を確認する
フィッシングサイトであることに気づかず、クレジットカード番号を情報を入力してしまった場合、携帯電話に届いたワンタイムパスワード(OTP)を入力を求められることがあります。ワンタイムパスワードのSMSには、ご利用店舗名(サイト名)とご利用金額が記載されています。
ご利用店舗名がサイト上で確認した情報と一致しない場合はフィッシング詐欺の可能性があります。
また、ご利用金額の通貨が、タイバーツや日本円以外の外貨であることが多いです。
身に覚えのない通貨が表示されている場合は特に注意してください。
5. ご利用明細をこまめに確認する
店頭でのお支払いで受取ったカード利用伝票やオンラインショッピングの控えは必ず保管し、公式アプリ「AEON THAI MOBILE」や毎月のご利用明細と照合してください。

被害に遭ってしまったときは

カードを紛失された際ならびに身に覚えのないカード利用通知を受信された際には、
速やかにコンタクトセンターまでご連絡ください。
(平日9:00~18:00:02-665-0069、営業時間外:02-665-0123 [9]→[5]の順にプッシュ)
また、カードの一時停止はAEON THAI MOBILEからも可能です。
(メニュー「その他」→「カード一時停止」)

カード紛失・盗難による不正利用はお客さまのご負担になることがございます。日頃からカードの管理には十分にご注意ください。
フィッシングサイトにお客さまの情報(カード番号やワンタイムパスワード)を入力して生じた、カードのご利用はお客さまの意思によるものとみなし、カード利用代金はご請求させていただきます。くれぐれもご注意ください。

※ 詳しくはこちらをご確認ください。